Googleの「品質評価ガイドライン」には、優れたコンテンツの要素として重要視されている3項目があります。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
それぞれの頭文字をとって「EAT」とも呼ばれていますが、なんだか難しい言葉ですね(苦笑)
ものすごくざっくり説明すると、
- 専門的な知識を持った人たちが、権威という責任ある立場のもと、研究や実験などによって裏付けられた信頼できる情報
を提供しているページでしょうか(苦笑)
僕のような個人ブログでは到底太刀打ちできないような壁を感じます(泣)
しかし僕のような個人ブログでもGoogleから高い評価をもらっているページがあります。
それは「実体験」に基づいて書いたページです。
いわゆる、
- Experience(体験、経験)
ってやつです。
ちょっとかっこ良く言ってみましたが、EATの次に大事なんじゃないかと思うくらい、Experienceは大事です。
実際にExperienceがあるページとないページでは、検索順位が変わっています。(Experienceという概念のないページもあり)
今回はそんな「Experience」について触れてみたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- 良質なコンテンツとは何かを知りたい
- 個人ブログでもGoogleから評価される方法を知りたい
良質なコンテンツの条件は?Googleに評価される記事について
突然ですが、あなたが英会話スクールを探しているとした場合、下記の2つではどちらの記事が読みたくなりますか?
- 「A」・・3つの英会話スクールの長所、短所が書かれた記事
- 「B」・・実際に入会した人が書いた3つの英会話スクールの長所、短所が書かれた記事
圧倒的に「B」を選ぶ人が多いのではないでしょうか?
どちらの記事が信憑性があるかを考えれば、おのずと選ぶほうは決まってきますね。
「体験」は強い
実際に「物事」を体験した人とそうでない人が書いた記事では、雲泥の差があるといってもいいくらいです。
現代はネット上にありとあらゆる情報が溢れているので、情報さえ集めれば誰でも情報発信ができてしまう時代です。
しかし。
実際に「体験」して肌で感じたことや、発見したこと、方法、メリットやデメリットは、「体験した人」だけが知っています。
その物事について事細かに書けるという特権を持っているようなものです。
ここが良質なコンテンツであるかどうかを決めるポイントの1つになってきます。
「体験」こそが貴重な情報
実際に物事を体験した人が書く記事には信憑性や具体性があります。
- 実際に遠方まで出向き、その土地の郷土料理を食べてみた
- 実際に商品を買ってみて、レビューした
- 実際に宿泊したおすすめのキャンプ場を記事にした
もちろんページ全体のコンテンツがしっかりしていることが条件ですが、このように記事に「体験」を織り交ぜることによって、間違いなくページランクは上がります。
質の良いページを作るには「体験」を通して、
- それはどんな具合だったのか
- どう感じたのか
- どんな方法なのか
- どんなメリットやデメリットがあったのか
などを事実をもとに書いていきましょう。品質評価ガイドラインには、
私たちは「専門性」について、その人物が現場で正式なトレーニングまたは教育を受けていないことで、その人物、ページ、ウェブサイトに対してペナルティを与えることはありません。私たちはその人物の「日常の専門知識」を評価します。
引用:Google General Guidelines
との記載があります。実際に体験したことが「専門的」であり「信頼できる情報」になりえるんですね。
体験して感じたこと自体は「嘘」「偽り」のない信頼性のあるものですから、他のユーザーにとって「体験」が有益になる可能性を秘めているんですね。
体験を裏付ける「証拠」も大事
品質評価ガイドラインには、
ユーザーに誤解を与えるまたは欺く場合は、最低の評価を受ける必要があります。
と記載されています。体験を裏付けるためには「証拠」も大事になってきます。
その証拠として使用するのは、もちろん「画像」。
商品レビューの場合などは
- 実際に購入した商品の写真や、その詳細写真
などを設定しましょう。Googleのページ評価システムでは、画像を理解することはまだ100%できていないと言われているので、画像の説明欄に説明を書いておくのもおすすめです。
さいごに
今回は良質なコンテンツの条件についてお伝えしました。
実体験ほど参考になる貴重な情報はありませんので、実体験を取り入れた記事作成を目指していきましょう。