駐車場内での事故を防止するための7つのポイントについて

事故の3割は駐車場内で起こると言われており、駐車場には意外と危険が潜んでいます。

駐車場内での事故は道路上での事故に比べて、どちらか一方だけに全ての過失がある、ということになりにくいケースが多いのが特徴です。

たとえば「自分の車は通路で停止していたのだから当たってきた相手の車が悪い」と主張しても、

「何秒前からそこに停止していたか」

ということも過失割合に関わってくることがあります。※駐車枠内で誰も乗っていない時にぶつけられた場合は100対0で相手が悪い。

駐車場内では「もらい事故」を防ぐためにもより慎重な運転を心がけたいところです。

今回は駐車場内で車を運転するにあたり、気をつけるべき7つのポイントをお伝えします。

駐車場内での事故を防止するための7つのポイントについて

出庫時に気をつけること

駐車枠から車を発進させるときは細心の注意が必要です。まず真っ先に気をつけたいのが周囲に歩行者がいないかどうかということ。

正面の視界だけではなく、自身の車の脇に歩行者が歩いていることがあります。

出庫時にはサイドミラーだけの確認ではなく、実際に目視で自身の車の周りを注視しましょう。

また、出庫前には車の窓を開けて周囲の状況を確認することも大切です。周囲から聞こえてくる「話し声」によって歩行者に気がつくこともありますし、自身の車の近くを走行している車の音にも気付くことができ、危険を減らすことができます。

周囲の駐車中の車にも注意

自身の車の左右、正面、斜向かいに駐車中の車などに運転手が乗っていないかどうかを確認するのも事故を防ぐ大事なポイント。

運転手が乗っている場合、その車も同じように出庫する可能性があります。

同時に出庫してしまうと接触の危険性があるので、出庫時にはウインカーを出し、自身の車が出庫することをアピールすることも大切になってきます。

ドアパンチに気をつける

ドアパンチとは、車の乗降のためドアを開閉する際、開いたドアが他の車に当たってしまうことです。ドアの先端があたってしまうことが多いため、当てられた側の車には大きなへこみが生じてしまいます。

よってドアの開閉時には十分注意しましょう。特に強風が吹いている日などはドアが風で煽られ、かなり強い力でドアが開いてしまいます。

対策としては、

  • ドアノブに手を添えながら開ける
  • ドアが最も出っ張っている部分を手で覆いながら開ける
  • お子さんがいる場合には親が外から回り込んでドアを開ける

などが必要となります。

また、駐車枠からずれている車の隣に停めるのも危険です。お互いの車の距離が近くなり、ドアパンチの危険率が高まります。

自分自身が駐車枠内に正しく駐車するのはもちろんのこと、駐車中の車が正しく駐車されているかどうかも確認しましょう。

車のドアがスライドドアであれば、お子様のドアパンチの心配がなく安心ですので、そういったことも考えて車選びをするのも良いかもしれません。

駐車場内を走行中はヘッドライトをつける

屋内の駐車場では、ヘッドライトをつけて走行するのがマナーです。

ヘッドライトをつけることによって歩行者を発見しやすくなります。また、自身の車の存在を歩行者や他の車にアピールすることにより、相手側もこちらの存在に気付きやすくなるため、お互いに危険を回避することができます。

また、駐車をするスペースが決まったら「ハザード」をつけると、後続車などの周りの車、歩行者に対し、車を駐車する意思表示をすることができ、危険を減らすことができます。

駐車場内の通路では徐行が基本

駐車場内は子どもの飛び出しの多い場所でもあります。

通路内にある歩行者用横断歩道での徐行はもちろんのこと、駐車中の車と車の間から子どもが飛び出してくることがあるので、いつでも停止できる速度で走行することが望ましいですね。

ディズニーランドの駐車場では「8キロ以下で走行すること」という注意書きさえあるくらいです。走行中は常にブレーキに足をかけておき、すぐに止まれるように準備しておくと安心です。

また、駐車枠にバックで駐車する際、後続車がいるからといって急いでバックするのは事故の元になり危険です。急ぎたい気持ちもわかりますが、慌てず冷静に駐車するのが事故を防ぐポイントです。

慌てて駐車するよりも慎重に駐車し、後続車が通り過ぎる際に「待っていてくれてありがとう」という意味合いで軽く会釈すれば問題ありません。

後ろ向き駐車の車に注意

後ろ向き駐車をしている車の近くを走行する時や駐車するときは十分な注意が必要です。バックで出庫する車にとって、通路を走行している車は見えにくいため、ぶつけられてしまう危険が高まります。

もし上記のような状況で事故になった場合、バックで出庫してぶつけた車の方が過失が大きくなりますが、それでも100対0にはなりません。

通路を走行中の車にも2〜3割程の過失が出てしまうのが基本です。駐車中の車にも細心の注意を払いましょう。

車止めのない駐車枠に注意

バックで駐車時、後方にある車止め(輪止め)にぶつかるまでバックしている光景をよく見かけます。

駐車場によっては車止めのない駐車枠もあるので、車止めにぶつかるまで下がり続けると後方の壁や他の車に逆突してしまうこともあるので、車止めを頼る癖は直しておいたほうが無難です。

どうしても車止めを頼りにしたい場合には、駐車するスペースが決まった際に瞬時に車止めの有無を確認します。極力車止めをあてにしないのが一番ですが(苦笑)

なお、車止めに後輪のタイヤがぶつかった状態で駐車すると、タイヤに圧がかかってしまい悪影響です。もしタイヤが車止めにぶつかった場合には、ギアをドライブに戻し、ほんの1cmだけでも前進して駐車しましょう。

先行車に注意

駐車場内の通路を走行中、前方に先行車がいる場合には車間距離を十分にとっておくことが大切。

先行車が出口に向かって走行しているのならば良いのですが、駐車枠を探すために通路を走っている場合ももちろんあります。

その場合、駐車する駐車枠が見つかり次第バックしてくるため、その際に十分な車間距離がないと逆突される危険があります。

先行車との間に少なくとも車2~3台分くらいの車間をキープし、駐車場内を走るようにしましょう。

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