住宅街で車を運転する際は特に注意が必要です。子供の飛び出しや、住宅の駐車場からの車の出庫などがあり、危険がとても多い場所であります。
とくに子供の飛び出しや自転車の飛び出しについては、突発的であるために避けられないこともあります。100%防ぐことはできませんが、事故の確率を下げることはできます。
住宅街での車の運転で気をつけるべき4つのポイント
建物の陰に気をつける
子供や自転車が急に飛び出してきて車と接触した場合には、避けようがないとはいえ車側に過失が生じることがほとんどです。
歩行者や自転車などはいわゆる「交通弱者」であるため、車を運転する側に、事故を未然に防ぐ義務があると考えられているわけです。
十字路に気をつける
一般道の十字路では、どちらかの道路に「止まれ」の標識、または停止線がありますが、住宅街ではその限りではありません。
どちらの道路にも標識がないことがあるので、自分側が優先道路であると思いがちです。
十字路に進入するときには、いつも以上に気をつける必要があります。
すぐ止まれるようにブレーキに足を置いておく
ブレーキをすぐに踏める状態にしておくのと、そうでないのとでは、大きな差があります。危険が生じた際に車をすぐに停止できるかどうかが重要です。
住宅街で走行する際には、子供の突然の飛び出しに備えて、見通しの悪いところでは常にブレーキに足をかけておくことを心がけましょう。前方を注視していないと、子供の飛び出しの発見が遅れてしまいますので、カーナビなどの操作や脇見運転をしないように心がけましょう。
低速で走る
住宅街にもかかわらず、かなりの速度で走っている車を見かけます。急ブレーキをかけたとしてもすぐには止まれないくらいの速度です。こんな車と接触してしまったら大変です。
住宅街や駐車場内の通路では、たとえ後続車がいたとしても急いで走らなくたっていいのです。のろのろ運転と思われてしまっても、事故を未然に防ぐ運転をすることのほうが大事です。