面接で志望動機を伝える際に、
- 〜について「やりがいがある」と考えています
と発言する応募者の話をよく耳にします。
本来「やりがい」とは、自分にとってためになるということを意味する言葉。会社が必要としているのは、まずは会社のために働いてくれる人。
面接で「やりがいがある仕事」と言ってしまうと、「やってあげてる感」「上から目線」な印象を与えてしまう恐れがあります。
今回は面接で志望動機を伝える際の「やりがいがある」をどのように言い換えれば良いのかを考えてみます。
面接の志望動機で使える「やりがいがある」の言い換え方一覧
学ぶべきことが多いと感じました・・★
非常に謙虚な姿勢が伝わってくるような言い方です。しかし会社は学校ではないので、学びよりも会社にどのように貢献すべきかをアピールする必要があります。
大変意味のある仕事だと感じています・・★
どんな仕事にもその仕事をする意味というものは存在します。意味のない仕事ってあるの?と聞かれてしまうと反論できませんね。
とてもやる価値のある仕事だと思いました・・★
仕事の価値の有無を独断で判断してしまっている良くない言い方です。
立場を考えて物を言うことを心がけていればこのような言い方にはならないでしょう。
自分にとってためになると感じました・・★
自分のためだけ?と驚いてしまうような言い方です。
取り組みがいがあると感じました・・★
「やりがいがある」と同意義の言葉です。これでは上から目線な感じが払拭されません。
得るものが多いと感じました・・★
この表現もまた、自分本位ということでNG。
業務内容に強い意義を感じました・・★★★
その仕事について、主体的な観点での意義を持っていることが伝わる表現です。業務内容について「強く思うところがある」ことを伝えることができます。
ただし、「あなたの考える意義とはなんですか」と逆質問をされることもありますので、その場合の回答もしっかりと用意しておきましょう。
社会にとって有意義な仕事だと感じました・・★★★
自分のためでなく、社会にとって大いに役立っている仕事であることを伝えているのがポイント。社会から必要とされている会社であることは大きな存在意義があります。
挑戦してみたいと感じました・・★★
まずまずのやる気を感じられる表現です。なぜ挑戦してみたいのか、なぜこの仕事でなければならないのか、ということを深く突き詰めていく必要があります。
さいごに
今回は「やりがいがある」を面接の志望動機として言い換える一覧についてご紹介しました。
是非参考にしてみてください。