iPhoneのSafariでページ内をスクロール中に、意図せずリンクや画像のプレビューが表示されることがあります。
このような画面です。↓
開くつもりもなく、ただ指を乗せてスクロールしたつもりでも、長押ししたものと見なされてプレビューしてしまうことがありますが、これが意外と煩わしいんですよね(苦笑)
機能上、指を乗せた直後にスクロールする分には問題ないんですが、中にはニュース記事などじっくり読みたい内容の時、スクロールが遅くなると長押ししたものと認識されてしまいます。
画面右上にある「プレビューを非表示」をタップしても、プレビューを自体は表示されなくなるものの、リンク先のURL等が表示されるので結局意味がないんですよね(苦笑)
そこで、この問題を解決する方法を調べてみました。
iPhoneで長押しプレビューを非表示にする方法はある?方法を検証
プレビュー表示中の画面右上にある「プレビューを非表示」を押しても、プレビューのリンク先が表示されてしまうため意味がありません。
しかし!
指が画面に触れてから、長押しと認識するまでの継続時間を変えることによって、この問題を解決することができました。下記に方法を記載します。
設定方法について
まずはホーム画面上にある「設定」タップします。
「アクセシビリティ」をタップします。
「タッチ」をタップします。
「触覚タッチ」をタップします。
タッチの時間を選べる画面になります。
ここでは、
- 「速い」
- 「遅く」
の2つからタッチ時間を選べます。デフォルトでは「速い」になっています。画面下の「タッチ継続時間テスト」で実際にタッチと認識されるまでの長押し時間を確認できます。
ここで「遅く」を選択しましょう。こうすることで、ある程度意図的に長押ししない限りはリンクのプレビューが表示されないようになります。
検証してみる
実際に触覚タッチを「遅く」にしてみると、スクロール中にリンクをある程度長押ししてもプレビューが表示されなくなりました。
万が一長押しとみなされてしまっても、リンクがゆっくり縮小される効果があることにより「気が付くことができる」のがポイント。
リンク先に飛ばされそうになった際には、指を離してしまうと「タップ」とみなされてしまうので、指を離さずにそのまま画像の外側まで指をスライドしてみてください。そうすることでプレビュー表示を防ぐことができます。
今までは0.5秒ほど指を乗せただけで反応していましたが、この方法を使うと1.5秒くらいまでは長押ししても開かなくなりましたよ♪
この方法のデメリット
ただ単純にリンク先に飛びたい時は軽くタップするだけで良いのでこれまでと変わりありませんが、長押しが必要な動作をする場合、ほんの少しだけ手間になります。
たとえば、
- ホーム画面のアイコンの移動時や削除時
- コンテクストメニューを表示させたい時
- リンクを長押ししてコピーをするときや、リーディングリストやお気に入り登録をしたいとき
こういった場合です。たいしてストレスになる程の時間ではありませんが、ほんの少しだけ長く感じます。ただ、このデメリットを差し置いても不本意にプレビューが表示されてしまうよりは良いのかなと思います。
さいごに
今回はiPhoneの長押しプレビューを表示させにくくする方法について解説しました。プレビューが頻繁に出てきて煩わしく感じている方は是非参考にしてみてくださいね♪