iPhoneでは、写真と動画をスライドショーで見ることができます。
写真のみ、動画のみ、または写真+動画の組み合わせで再生することも可能で、かつ作成したスライドショーを保存することもできますよ♪
今回はiPhoneでスライドショーを行うための各種設定方法についてご紹介します。
こんな時に便利!
- 旅行先で撮った写真を当日の夜に見返したい
- なにかの作業中に思い出の写真を流しておきたい
※iCloud上に保存している写真、動画を見る場合にはデータ通信量が発生することがあります。詳細は目次5「データ通信量に注意」を参照ください。
iPhoneで写真をスライドショーで見る方法について
設定はとても簡単です。
まずは「写真」アプリをタップし、アルバム内にある任意のアルバムを選びます。「最近の項目」にはこれまで撮影、保存されている写真があるので、今回は仮にここをタップします。
画面右上にある「選択」をタップします。そうすると複数の写真が選択できるようになるので、スライドショーで表示させたい写真を選びましょう。※写真はイメージです。
※ちなみに隣り合って並んでいる写真を複数選択する場合には、任意の写真をタップしたまま、指をスライドさせると複数選択できるようになりますよ♪お試しください。
3枚の写真を選択しました。その後、左下にあるアイコンをタップします。
「スライドショー」という項目をタップします。
選択した写真のスライドショーが開始されます。※上記の写真は横向きで撮影された写真のためサイズが小さく見えますが、この場合はiPhoneを横向きにして再生すると画面いっぱいでの再生になりますよ♪
スライドショーの詳細な設定について
iPhoneのスライドショーでは、スライドショーの写真の表示方法や演出、効果音、写真の表示時間などをカスタマイズすることができます。お好みの設定でスライドショーを楽しむことができますよ♪
スライドショー再生中、画面をタップすると上記のような画面に切り替わります。
左上にある「完了」はスライドショーの終了を意味します。
画面下の中央にあるボタンで「再生」「一時停止」ができます。気になった写真を停止させて思い出に浸るなんていう使い方もできそうですね(笑)
スライドショーのカスタマイズをするには画面右下にある「オプション」を選択します。
すると、「テーマ」「BGM」「リピート」「再生速度」の4つの項目が表示されます。
テーマについて
スライドショーのテーマを下記の5種類から選べます。
- 折り紙
- ディゾルブ
- 雑誌
- プッシュ
- Ken Burns
の5パターンです。
実際に試してお好みの演出方法を探してみてください。ちなみに「ディゾルブ」が最も癖がなく無難かと思います。
BGMについて
スライドショー再生時のバックグラウンドミュージックが下記より選べます。
- なし
- 折り紙
- ディゾルブ
- 雑誌
- プッシュ
- Ken Burns
- ミュージックライブラリ
と7パターンです。デフォルトの5つのBGMのほか、ご自身のiTunesに保存されているBGMを流せます。ちなみに選択できるBGMは1曲のみで、BGMが終わると再度同じBGMが繰り返し流れる仕様になっています。
リピートについて
リピートを「ON」にすると、全ての写真が再生された後、1番初めに選択した写真から繰り返し再生されます。リピートを「OFF」にすると、すべての写真が表示された後は、スライドショーとBGMが終了となります。
再生速度について
写真の表示時間を設定できます。お好みの速度に調整してみてください。ちなみに左の「カメ」のアイコンに寄せると、1シーンあたりの表示時間は約8秒、右の「ウサギ」のアイコンに寄せると、表示時間が約2秒になります。
iPhoneのスライドショーは動画も再生できる
iPhoneでは写真だけでなく動画もスライドショーとして流すことができます。
アルバムの中の「最近の項目」または「ビデオ」の中から、スライドショーで流したい動画を選択します。手順については写真をスライドショーとして再生する方法と全く同じです。
※動画をスライドショーとして再生する場合には、動画の音声も流れます。動画の音声に加えてBGMも流れますので、動画の音声だけを聞きたい場合にはBGMを「なし」に設定しましょう。
ちなみに「写真+動画」の組み合わせでのスライドショーも作成できるので、いろいろなアレンジを楽しむこともできます♪
iPhoneでスライドショーの保存はできる?
iPhoneの機能「画面収録」を使用して、作成したスライドショーを1本の動画として保存することもできます。方法は下記の通り。
まずは「画面収録」の設定から。
ホーム画面にある「設定」をタップします。
「コントロールセンター」をタップします。
「コントロールをカスタマイズ」をタップします。
追加項目内に「画面収録」という項目があるので、左にある「+」のマークをタップします。
ホーム画面に戻り、画面の最も下の部分から上方向へスワイプするとコントロールセンターが表示されますので、コントロールセンター内に「画面収録」のアイコンが追加されていることを確認します。
スライドショーで流れる音声も保存したい場合には、ここで画面収録のボタンを「長押し」します。
するとマイクの「ON」「OFF」の切り替えができるので、「ON」に設定します。これで準備は完了です。
iPhoneのスライドショーを保存するための手順
まずは始めにお伝えした方法にてスライドショーで再生したい写真、動画を選択します。
選択後、スライドショー再生ボタンを押す画面を表示させます。この画面上でコントロールセンターを表示させ、「画面収録」のアイコンをタップします。
すると「画面収録3秒前!」というカウントダウンがスタートします。この3秒の間に、上から下へスワイプしコントロールセンターを閉じます。
3秒経過後に「カン!」という画面収録が始まる合図が鳴るので、タイミングをみてスライドショー再生ボタンを押します。
「カン!」となる1秒前くらいにスライドショー再生ボタンを押すと、スライドショーの開始時間と画面収録の開始時間が合致します。慣れてくるとタイミングをつかめますよ♪
※画面収録時、なぜか音声が流れないんですが心配しないでください。実際にはきちんと音声は撮れてます。
画面収録を終了させる場合には、スライドショー再生中に一度画面をタップします。上記のように、画面上部に画面収録中であることを知らせる「赤い帯」が表示されているので、この帯をタップします。
「停止」を押して終了します。実際にスライドショーを収録してみると、赤い帯を押したタイミングで画面収録が終了となっています。
これで1本の動画としてスライドショーを保存することができました♪
データ通信料に注意
iPhone本体に保存されている写真や動画であればいくら再生してもデータ通信量は発生しませんが、iCloudを利用して写真、動画を管理している場合には、スライドショーの作成にあたりデータ通信料が発生することがあります。
「設定」→「写真」から上記の画面を確認します。「iPhoneのストレージを最適化」にチェックが入っている場合には、iPhone本体にはさほど容量を占有しない写真、動画のキャプチャーが保存されています。再生時にiCloudからデータを呼び起こすにあたり、データ通信量が発生することがあるので注意が必要です。※特に動画の場合はデータ量が大きいので注意です。
スライドショーの再生については、データ通信が無制限で使えるような環境で行ったほうが安心かと思います。
さいごに
今回はiPhoneで写真、動画のスライドショーを行う方法およびスライドショーの保存方法についてご紹介しました!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪