つっぱり棒はとても便利なアイテムですが、部屋の隅っこで斜めで使いたい場合には「つっぱらない」ため使用することができませんよね(苦笑)
そんなつっぱり棒をつっぱらせずに使用する方法をご紹介。
この記事を読んでほしい人
- 100均のつっぱり棒を斜めで使用したい
- 部屋のデッドスペースを有効活用したい
- 低価格で収納スペースを作りたい
100均のつっぱり棒を「斜め」で使うDIY
斜め用のつっぱり棒は実際にたくさん売られているんですが、どうしても価格が2~3千円と高いものが多く、なかなか購入に踏み切れませんでした(苦笑)
なんなら自分で自作してしまおう!ということで今回DIY(Do It Yourself!)に踏み切りました(笑)
用意するもの
- つっぱり棒(100均)
- Jフック
100均のつっぱり棒
つっぱり棒はダイソーの「リフォームコーナー」にて入手。100~500円の大小さまざまなつっぱり棒が売られていますので、それぞれの用途にあわせて選んでみてくださいね♪
今回購入したものは長さ85~120cmの間で調整可能な、耐荷重が約3kgのつっぱり棒です(税抜150円)
色は5種類くらいあったのですが、白だとちょっと生活感が出るかと思い、木目(茶色)を購入。遠目から見ると意外とシックに見えるのでおすすめですよ♪
Jフック
続いて用意したものがホームセンターで売られていた「Jフック」。100均でもフックなるものを探したのですが、
両面テープのものや画鋲を差し込んで使うものなど、耐荷重が低いものしか売っていなかったため、やむなくホームセンターで購入(1つ250円程)
名前の通り「J」の形をしたフックで、ネジを打ち込める箇所が2箇所あり、耐荷重性も期待できます。
ちなみに今回のDIYでは大きいサイズのJフックを使用します。フックに対して斜めにつっぱり棒を乗せる必要があるため、小さいフックだとつっぱり棒が収まりません。
100均のつっぱり棒を斜めにして使う方法について
つっぱり棒の長さを決める
今回はこちらの部屋の角につっぱり棒を設置します。
まずはつっぱり棒の長さをあらかじめ決める必要があります。今回購入したつっぱり棒は長さ85~120cmの間で調整可能。この部屋には「110cm」くらいの長さでちょうどよく収まりました。
つっぱり棒を設置するおおよその位置が決まったら、つっぱり棒の先端と壁が接する箇所に鉛筆で印をつけておきましょう。角に対して正確に斜めにしたい場合には、メジャーを使って部屋の角からつっぱり棒が接する箇所までの長さを左右均一にしておきましょう。
上から見た図
左右の位置関係についてはそこまで正確でなくても問題ありませんが、「高さ」は正確に測りましょう。
左右のフックの高さがずれると、つっぱり棒が斜めになってしまうので注意が必要です。
Jフックを留める
フックを留める位置が決まったら、いよいよネジでフックを固定します。
この時左右を仮止めしてつっぱり棒を置き、高さがずれていないかなどを確認してくださいね♪
問題なければ全てのネジを固定しましょう。
つっぱり棒を乗せる
Jフックを固定後、つっぱり棒を乗せましょう。この時つっぱり棒の両端が壁にくっつくくらいに最大限に伸ばしておくと、落下する可能性が一段と少なくなります。
これで完成です。作業時間は10分もかからず簡単です♪
通常のつっぱり棒の使い方と異なりますが、耐荷重をオーバーしなければ問題なく使えます。上記はアウターが1kg、スーツ上下で約1kgで計2kgをかけた様子。安心してかけられます。
使用しないときはつっぱり棒を取り外すことも簡単です。
つっぱり棒を取り外すJフックは残りますが、生活感は少し拭えますね。
Jフック自体の耐荷重は?
今回使用したつっぱり棒の耐荷重は約3kgですが、フック自体の耐荷重はどうでしょうか。
Jフックはネジが2本留められる仕様になっていますが、耐荷重については壁の材質、フックの材質、ネジの留め方やネジの太さによって異なってくるので一概にはなんとも言えません(苦笑)
ただ今回使用したJフックは間違いなく3kg以上の耐荷重はあるのは確かです。耐荷重を増やしたい方やネジ穴が多いものなどを選ぶといいかもしれません。
壁に穴を開けられない場合はどうする?
今回は壁に穴を開けられるという前提でこの方法をご紹介しましたが、賃貸などで壁に穴を開けられない方は両面テープで設置できるフックでチャレンジしてみてください。
ネジで固定するよりは耐荷重は落ちると思いますが、強力な両面テープなどもホームセンターで売っているので、あまり重いものをかけないということであればそういった方法でも良いかと思います。
小さいJフックはNG
上記は下から見た図ですが、ご覧の通りフックに対してつっぱり棒が斜め(約45度)に乗っています。
大きめのJフックでないと、このようにつっぱり棒をフックに乗せることができませんので注意が必要です。
さいごに
今回つっぱり棒を使用することになったきっかけは、雨で濡れた衣類を乾かすためでした。
濡れたジャケットなんかをクローゼットにすぐにしまってしまうと、クローゼットの中に湿気がこもり、他の衣類にまで影響が出てしまいますが、今回のように部屋の一角に吊るして風を当てておけばすぐに乾くかなと。
上記のように扇風機で風を当てて乾かします。クローゼットの中とは違って空気が循環するのですぐに乾きますよ♪
斜めのつっぱり棒、ぜひ試してみてください♪