「だろう運転」と「かもしれない運転」にはとても大きな違いがあります。事故を完全になくすことはできなくても、事故を限りなく少なくすることはできます。それは運転手の心がけ次第です。
だろう運転とは?
「だろう運転」とは、「きっと大丈夫だろう」と思い込んでの運転です。なんの根拠もない思い込みであるので、こういった考えを持って運転するのは大変危険です。
かもしれない運転とは?
一方「かもしれない運転」とは、「きっとこうだろうけど、もしかしたら違うかもしれない」と疑いながら運転することで、常に注意力を保ちながら運転することでもあります。
下記に「だろう運転」と「かもしれない運転」の違いの例を挙げましたので、ぜひ参考にして下さい。
「だろう運転」と「かもしれない運転」の違い
×「きっと歩行者は横断歩道を渡らないだろう」
◯「もしかしたら歩行者は横断歩道を渡るかもしれないから、減速しよう」
×「前の車は信号が黄色でも通過するだろう」
◯「前の車は停止するかもしれないから、止まろう」
×「きっとこの速度でもカーブを曲がれるだろう」
◯「この速度だと曲がりきれないかもしれないから、減速しよう」
×「ちょっと疲れたけど、家までは走れるだろう」
◯「このまま運転すると注意力が散漫になるかもしれないから、少し休憩しよう」
このように、万が一の事を考えながら運転をすることで、事故を減らす可能性をぐっと減らすことができます。事故は起こすのも起こされるのも大変面倒なことです。少なくとも自分が原因の事故だけは避けたいところです。