電話をかける時って緊張しますよね。
第一声でどんな切り出し方をすればよいのか悩む時があります。
電話の切り出し方をスムースに礼儀正しく行うと、相手も話の内容にしっかり耳を傾けてくれます。
今回は、電話の第一声で使える挨拶の言葉一覧をご紹介します。
電話をかける時の最初の一言は何て言う?第一声で使える言葉一覧
恐れいります(おそれいります)
どんなシチュエーションでも使える万能な第一声です。突然のお電話恐れ入ります(申し訳ございません)という意味合いのため、このフレーズを聞いて不快になる人はいません。
お忙しいところすみません
飲食店や病院、美容院などに電話をかけるときに使用できる第一声です。
特に飲食店の繁忙時間帯などにやむを得ず電話をかける場合に適しています。
逆に、電話を受けることを専門としているコールセンターなどにかける場合には相応しくない言葉です。
少々お伺いしたいのですが
お問い合わせ窓口などに問い合わせする際に使える言葉です。自身の名前を名乗らずに、質問したいことや確認したいことを聞くときに適しています。
例文
お伺いしたいことがあるのですが、年内の最終営業日はいつまででしょうか?
何度も(度々)申し訳ございません
同じ相手に複数回かける場合に使用したい第一声です。どうしても確認したいことなどがあり、再び電話をせざるをえなくなった場合などに使用しましょう。
相手に時間を使ってもらっているという意識を持ち、謙虚な姿勢で臨むことで、相手も嫌な気持ちになりません。
例文
度々(たびたび)申し訳ございません。〇〇社の〇〇です。念のための確認ですが・・・
私◯◯と申しますが
この第一声は「担当者などを名指しする際」に、まずは自分の名前を名乗ってから取り次いでもらうという礼儀に基づいています。まず自分の名前を名乗るのは、相手に対する礼儀です。
例文
私◯◯というものですが、◯◯さんはいらっしゃいますか?
お世話になっております
ビジネス上で頻繁に使用する第一声です。取引先や懇意のある相手に使用することはもちろん、まだ取引のない会社に電話をかける場合に使用しても問題ありません。
例文
お世話になっております。私◯◯商事の◯◯と申します。
教えて頂きたいことがあるのですが
謙虚な姿勢が伝わる第一声です。この一言があると、相手側は丁寧に対応してくれます。
例文
教えて頂きたいことがあるのですが、口座から料金が引き落とされなかった場合、どのようにお支払いをすれば良いのでしょうか?
電話の第一声として相応しくない言葉一覧
電話での最初の一言は重要でありますが、第一声として相応しくない言葉もあります。
「あっ」から始まる電話
さも電話が繋がったことに対して驚いているようなことを想起させてしまう言葉です。
使用している本人は一呼吸置いて間を取っているつもりかもしれませんが、どこか幼稚な印象を与えてしまう言葉です。
「あの〜」や「えっと〜」
一度は聞いたことのある言葉だと思いますが、どうしてもフランクな印象を拭いきれません。「あのですね」と、丁寧に言ったつもりでも、見ず知らずの相手に使うには失礼になります。
もしもし?
こちらの声が相手に届いているかどうかの確認で使われる第一声ですが、聞いていて快く思わない人もいます。
お客様の立場で使用するならまだしも、ビジネス上やコールセンターのオペレーターが実際に使用していることもあります。
いきなり用件から切り出す
- 「明日の19時から2名なんですけど、空いてます?」
例えば電話で予約などをする場合、いきなり用件から入るのは失礼です。
「お忙しいところすみません」や「予約をしたいんですが」などと、しっかりとした前置きの第一声を使用します。
さいごに
今回は電話をかける時の第一声についてご紹介しました。第一声は第一印象を決める重要な部分ですので、的確な言葉を使用して電話に臨みましょう。